lucio(C)Getty Images

ルシオが古巣インテルに「ルカクはドログバやイブラのよう。ユヴェントス覇権に終止符」

元ブラジル代表DFのルシオ氏が30日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、古巣インテルについて見解を示した。

ルシオ氏は現役時代、バイエルン・ミュンヘンやインテルなどで活躍。2010年、ジョゼ・モウリーニョ指揮下のインテルにおいてトリプレーテ(3冠)を達成したメンバーの一員でもある。そんなルシオ氏は、ユヴェントス時代に指導を受けたアントニオ・コンテが指揮を執るミラノのクラブについて自身の考えを明かした。

「フィジカルが強く、守備から攻撃への切り替えが早い。守備は堅く、前線には最高のコンビが控える。私がいた頃と同じように成功を収められることを願っている。インテルは首位にふさわしいチームだ。最後までこの調子を続ければ、ユヴェントスの覇権に終止符を打つ運命にあるだろう」

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「私の時代は素晴らしい守備が基礎になっていた。我々DFだけでなく、チーム全体がコンパクトにまとまり、お互いを助け合うことができていた。偉大な守備の上に攻撃が成り立つ。インテルはその良い例だ。現在のチームの守備も非常に安定しているね。(ミラン)シュクリニアルと(アレッサンドロ)バストーニは現代的なDFだが、(ステファン)デ・フライが一番私に似ているかもしれない。マークの仕方やボールを持った時の動きが似ているね」

続いてルシオ氏は、インテルをけん引するエースのFWロメル・ルカクに賛辞を贈りつつ、ベルギー代表FWの攻略法を説いた。

「フィジカルがものすごい。そしてその力を自分自身のためだけに使うのではなく、みんなのために使う。自分自身でゴールを決めるだけでなく、献身的でもある。彼を見ると(ディディエ)ドログバを思い出すよ。(ズラタン)イブラヒモヴィッチにも少し似ている」

「彼をマークするのは困難だ。ほとんどのDFは彼に押しつぶされてしまうからね。彼のフィジカルに手をかけたら終わりだよ。フィジカルの接触に注意を払いながら、タイミングを見計らって先手を打つ以外に攻略法はないだろうね」

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