今季プレシーズンをスタートさせているレアル・マドリーで、MFルーカス・バスケスがプレースキッカーに名乗りを上げている。
昨季、度重なる負傷に苦しんだDFダニ・カルバハルに代わり右サイドバックとして大きな存在感を放ち、今夏に2024年までの契約延長にサインしたL・バスケス。今季はDFセルヒオ・ラモスが退団したこともあって、直接フリーキックを蹴る機会が増える可能性もありそうだ。
レアル・マドリーのオウンドメディアは20日に直接フリーキックの練習動画を公開。そこで何度もゴールを決めていたのが、L・バスケスだった。背番号17が右足を振り抜く度、カーブがかかったボールは壁となる人形を越えて、GKの守備もむなしく枠内に収まっていった。
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何度も綺麗なゴールを決めるL・バスケスにそばで見守っていたカルロ・アンチェロッティ監督も驚嘆。するとL・バスケスは、イタリア人指揮官に笑みを見せながら「僕の履歴書はここに置いたからね」と語りかけている。
レアル・マドリーでは直接フリーキックをほとんど蹴ることがなかったL・バスケスだが、今季はその精度の高いキックによって、重要な得点源になるのかもしれない。果たして、履歴書を手渡されたアンチェロッティ監督は、彼のことを“採用”するのだろうか。