Dejan Lovren Liverpool 2019-20Getty Images

ロヴレン、古巣リヴァプールの現状を踏まえ「挑戦が必要だった。退団は後悔していない」

現在ゼニトに所属するクロアチア代表DFデヤン・ロヴレンが、古巣リヴァプールの現状について語った。

今季、リヴァプールはDFヴィルヒル・ファン・ダイクの長期離脱などもあり、センターバックのやりくりに苦労。チームは勝ち点の取りこぼしが散見され、中盤戦で優勝争いから脱落してしまった。

昨夏退団したDFロヴレンを留めておくべきだったという声も聞かれる中、本人はイギリス『The Athletic』のインタビューで「リヴァプールを去ったことに後悔はない」と語っている。

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「自分のその状況を踏まえたうえで退団を決意した。その時の精神状況から判断は正しかったし、今さら後悔しても仕方ない。新しい挑戦が必要だったんだよ」

「リヴァプールにいたら良かったとか言うのはナンセンスだね。それは『なぜ宝くじで大当たりする番号を買わなかったんだ?』というようなもの。未来を知ることができたら話は別だけど、世の中はそのように機能するものではない」

一方でロヴレンは「子供たちが通っていた学校も去る必要があったから、それは本当に大変だったね」とも述べている。

「妻と子供たちにも生活があったから、リヴァプールを去る決断は大変だったよ。それに僕は(モハメド)サラーと仲良しだったから、なおさら移籍決定はつらかった」

「だけどゼニトは自分のことを求めてくれたし、環境を変える必要があると思ったのさ。その選択を後悔していない。もちろん時間がある時はリヴァプールの試合を今でもよく見ている。スペイン、ドイツ、フランスのリーグもね。それぞれのリーグに代表の仲間や元同僚たちがいるから」

「リヴァプールの成功を常に祈っているし、みんなとは今でも連絡を取るよ。(シェルダン)シャキリやジョーダン(ヘンダーソン)、ジニ(ジョルジニオ・ワイナルドゥム)とかね。でも最初に連絡を取るのはやっぱり仲良しのサラーだね」

EURO2020のクロアチア代表DFにも名を連ねたロヴレン。リヴァプールは守備陣の選手層が手薄となっただけに今季のロシア行きを惜しむ声も多くあったが、本人は昨夏の決断を後悔していないようだ。

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