Florian WirtzGetty Images

「リヴァプールの前線はひどい。ヴィルツにはがっかり」“ご意見番”がチェルシーに敗戦で酷評

マンチェスター・ユナイテッドOBギャリー・ネヴィル氏は、リヴァプールの問題点を指摘している。

昨季プレミアリーグを制し、今夏には超大型補強を敢行したリヴァプール。開幕から好調を維持していたものの、第6節でクリスタル・パレスに1-2で敗れると、続くチャンピオンズリーグでもガラタサライに0-1で敗戦。そして4日にチェルシーとの一戦を1-2で落とし、公式戦3連敗を喫した。

イギリス『スカイスポーツ』で解説を務める“ご意見番”ネヴィル氏は、チェルシー戦のリヴァプールについて「同点弾を決めた後のパフォーマンスには本当にがっかりした」とし、問題点を指摘している。

「リヴァプール守備陣については多くの批判が上がっているし、それも当然だと思う。だが、この試合に敗れたのはそれが理由ではない。最後の15~20分間、彼らのクリエイティブな選手たち、ファイナルサードの選手たち、中盤、そしてアタッカー陣がまったく役に立たなかったからだ。信じられないほどボールを失い、ガクポやサラーは無駄なプレーに終始した。ヴィルツもどうやってプレーしたらいいのかわからなくなっている」

さらに「前線の選手たちはひどかったよ」とし、「サラーは素晴らしい。彼の一貫性や信頼、そして輝きを批判できるのか? だが今日のプレーを見ると、判断の部分やフィニッシュがよくなかったと思う。イサクも試合の入りはよかったが、なかなか馴染めなかった」と各選手に言及。そして、フロリアン・ヴィルツについて厳しい言葉を残した。

「ヴィルツにはがっかりした。試合を戦う上での知識が未熟だと思ったよ。まるでジョギングしているように見えたし、ポジション取りもよくなかった。時々、正直すぎるように見える。深く下がりすぎて守備するのはクレイジーだ。半分ズルでもいいからカウンターに備えるべきだと思う。彼のポジション取りに関しては、今のところかなり予測可能であり、期待外れだよ」

そして「リヴァプールはひどいプレーだった。最後の15分は本当に残念だった」としつつ、「タイトルレースは続いている。アーセナルは素晴らしい1週間だったが、リヴァプールは散々な1週間だったね。これからの6カ月は本当に厳しい戦いになるだろう」と優勝争いを予想している。

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