salah diaz(C)Getty images

リヴァプール、今季23勝目で最短来週にも優勝決定!サラーが45ゴールに関与するプレミア新記録

プレミアリーグは13日に第32節が行われ、リヴァプールはウェストハムと対戦した。

前節はフラムに敗れて(2-3)第4節以来の敗戦を喫したリヴァプール。それでも前日に2位アーセナルが引き分けに終わったため、残り7試合で9ポイントを獲得すれば優勝が決定する状況に。2度目のプレミアリーグ制覇が目前に迫る中、アンフィールドでのウェストハム戦を迎えた。遠藤航はベンチスタートとなっている。

「ヒルズボロの悲劇」の犠牲者へ黙祷を捧げてから始まった一戦は、序盤からリヴァプールがボールを支配して押し込んでいく。6分にはルイス・ディアスがカットインからシュートを放つと、14分にもブラッドリー、17分にサラーとゴールに迫っていく。

すると18分、良い流れのままリヴァプールが先制。最終ラインのフィードから右サイドのサラーがDFラインを破ると、絶妙なラストパスでルイス・ディアスのゴールをお膳立て。両ウイングが一瞬でネットを揺らし、大きなリードを奪った。

先制したリヴァプールだったが、22分にはクドゥスにバー直撃のシュートを許す。冷や汗をかいたが、その後も主導権を握って相手陣内へと押し込んでチャンスを作る。37分にはボックス内へ飛び込んだサラーが交錯して倒れたが、笛はならず。43分にはクドゥスの強烈なミドル、アディショナルタイムにはCKからマブロパノスのヘッドを許したが、前半は1点リードで折り返した。

リヴァプールは後半開始早々、マクアリスターの直接FKがバーに直撃。さらに54分にもマクアリスターのクロスがGKアレオラにセーブを強いるなど、ゴールに迫っていく。59分にはジョタとツィミカスを下げ、ガクポとロバートソンを投入。追加点を狙う。

交代カードを切ったリヴァプールだが、62分にはボーウェンのクロスからピンチを許すなど押し込まれる時間が続くことに。67分にもDFラインの背後を取ったボーウェンに決定機を作られたが、GKアリソンが見事な対応で一対一の状況を防いだ。

難しい時間が続くリヴァプールは、68分にソボスライとクアンサーを投入して状況の打開を図る。それでも71分にクドゥスがGKアリソンを襲い、77分にソレールの中央突破を許すなど、ピンチが続いた。

苦しむリヴァプールは84分、サラーに代えて遠藤航を投入。守備で本領を発揮する日本代表キャプテンを投入し、1点を守り切る方向へシフトする。しかしその直後の86分、ワン=ビサカに背後を取られると、クロスをクリアに行ったロバートソンがオウンゴール。押し込まれる中で同点弾を許した。

追いつかれたリヴァプールは、87分にルイス・ディアスが決定機を迎えたがDFの体を張ったブロックに阻まれる。その後も猛攻を仕掛けると、89分には再び勝ち越し。CKからファン・ダイクがヘッドを叩き込んだ。これが決勝点となり、2-1で勝利を飾っている。

この結果、リヴァプールは勝ち点を76まで伸ばすことに成功。次節2位アーセナルが敗れた場合、20日のレスター戦で今季のプレミアリーグ優勝が決定することになった。

なおこの日1アシストのサラーは、これで今季プレミアリーグでの成績が27ゴール18アシストに。45ゴールに直接関与し、2002-03シーズンにティエリ・アンリ氏(アーセナル)が作った38試合制の1シーズンにおけるゴール関与数記録(44)を更新している。

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