「クリスタル・パレスのカウンターに対して多くの問題があった」元リヴァプールDFが遠藤航のプレミアリーグ開幕戦先発を求める

【欧州・海外サッカーニュース】遠藤航の在籍するリヴァプールは、15日にボーンマスとのプレミアリーグ開幕戦を迎える。

元リヴァプールのスティーヴ・ニコル氏は、プレミアリーグ開幕戦での遠藤航の先発出場を求めた。

2023年夏にシュトゥットガルトからリヴァプールに加入した遠藤。1年目はユルゲン・クロップ監督の下で主力に定着してカラバオカップ制覇に貢献した。しかし昨シーズン、アルネ・スロット監督の下でライアン・フラーフェンベルフとのポジション争いに敗れて出番を失ったが、リードした終盤に出場する“クローザー”としての役割を得て、プレミアリーグ優勝を陰ながら支えた。

今夏にはセンターバックとしての出番も得た遠藤だが、コミュニティ・シールドのクリスタル・パレス戦では先発から外れ、後半からピッチに立ったが、チームはPK戦の末にクリスタル・パレスに敗れた。

この結果を受け、13年間にわたって主にリヴァプールの右サイドバックでプレーし、4度のリーグ優勝などを成し遂げたニコル氏は『ESPN FC』のYouTubeチャンネルで現チームの問題点を指摘し、15日に迎えるプレミアリーグ開幕戦ボーンマスとの一戦での遠藤の先発出場を求めた。

「彼（スロット監督）はおそらく遠藤の先発出場を検討しなければならないだろう。パレスのカウンターに対して彼らにはたくさんの問題があった。相手を止める選手が不在だったし、これは彼らにとっての懸念になるだろう」

「ボーンマス戦では少しばかりの警戒が必要になるはずだと思う。フラーフェンベルフがまだシーズンをスタートしていないから、スロットには守備面の再考が必要だ。彼が今夏に獲得したフォワード全員とともに攻撃的に行くのではなく、冷静になって守備面のプレーについて考える必要がある」