リヴァプールの今夏の補強方針に変更はないようだ。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。
昨シーズン、イングランド史上初の4冠に限りなく近づいたリヴァプール。しかし迎えた今シーズン、プレミアリーグ開幕3試合を終えて2分け1敗の16位に沈むなど、過去10年で最悪のシーズンスタートを切った。
さらに、ユルゲン・クロップ監督のチームには現在、負傷者が続出中。チアゴ・アルカンタラ、ナビ・ケイタ、ディオゴ・ジョタ、イブラヒマ・コナテ、ジョエル・マティプらファーストチームの9選手が離脱する。それに加え、クリスタル・パレス戦で一発退場になったクラブ史上最高額のストライカー、ダルウィン・ヌニェスは出場停止を科されている。
度重なる逆境に見舞われるリヴァプールの現状を受け、同メディアで解説を務めるOBのジェイミー・キャラガー氏は「ユルゲンはバカではない。中盤の主力はとても良い選手たちだが、すでに30歳を超えている。これは理想的ではないし、リヴァプールの高いインテンシティのプレーをする際にはなおさらだ」と話し、補強の必要性を説いた。
「このポジションでプレーできる選手はたくさんいる。(ジェームズ)ミルナーもそうで、ケイタやカーティス・ジョーンズも可能だ。しかし、真のトップクオリティについての話をすれば、リヴァプールには中盤の選手が必要だ」
しかし、同メディアによると、過去10年でワーストのシーズンスタートに加え、負傷者などの離脱者が続出するものの、現時点でリヴァプールに中盤の補強に動く考えはない模様。その理由として、同クラブは自ら掲げる長期的な補強戦略に則って動くという考えを持つようだ。
リヴァプールの方針としては、移籍市場でリアクティブではなくプロアクティブに動くことを重視しており、良いクオリティで良い価格と考えられる選手である場合のみに獲得を目指すことで、この考えに変更はない模様。さらに、移籍市場が残り1週間ほどになる中、市場には十分なクオリティの選手は残っておらず、過剰な移籍金が必要であると懸念するようだ。
そのため、リヴァプールは焦って新戦力を獲得するよりも、負傷者の復帰を待つことが賢明であると考えているようだ。


