リヴァプールは、イングランド代表DFマーク・グエイの獲得に動いているようだ。
昨季圧倒的な強さでプレミアリーグを制したリヴァプール。連覇に向けて今夏は大型補強を敢行し、フロリアン・ヴィルツやウーゴ・エキティケら即戦力を次々に獲得している。一方で守備陣はやや手薄であることも指摘されていたが、プレミアリーグ屈指のDFの獲得を目指しているという。
『The Athletic』によると、リヴァプールはグエイの獲得に向けてクリスタル・パレスと交渉を行った模様。正式なオファーはまだのようだが、選手側とは合意に達成する可能性があるとのこと。一方で、グエイはワールドカップを控えている今季に出場機会の保証を求めているようだ。
また、パレス側は昨夏にニューカッスルから届いた6500万ポンド(約130億円)のオファーを拒否しているという。しかし現行契約は残り1年を切っており、グエイ側に契約延長の意思はないとも。そのため、高額な移籍金を確保できるタイミングは今夏が最後とも予想されている。パレスのスティーブ・パリッシュ会長は先日、グエイの去就について「もし良いオファーが来たら(売却せざるを得ない)。あのレベルの選手がフリーで移籍するのは問題だ」とも明かしていた。
なお『The Athletic』は、リヴァプールがさらにパルマDFジョヴァンニ・レオーニにも関心を示していると報道。しかし、移籍を説得するのは非常に困難だと考えているようだ。今後の動向に注目が集まっている。




