リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、今年夏の移籍市場について振り返っている。
今夏の移籍市場では、アレクシス・マクアリスターとドミニク・ショボスライの獲得を早々に決めたリヴァプール。その後ジョーダン・ヘンダーソンとファビーニョが相次いでサウジアラビアへの移籍を決断したため、守備的MFの補強が急務となった。しかし、獲得へ向けて動いたモイセス・カイセドとロメオ・ラビアの両者はチェルシーへ移籍。2人を逃す形となったが、移籍市場最終日に遠藤航とライアン・フラーフェンベルフを獲得している。
中盤のメインターゲットを逃したことで、現地メディアでは疑問の声も上がっていたリヴァプールだったが、開幕から絶好調をキープ。プレミアリーグ第16節を終えた段階で勝ち点37を稼ぎ、首位に立っている。また、遠藤は公式戦18試合で2ゴール1アシスト、フラーフェンベルフは17試合2ゴール2アシストを記録しており、両者とも徐々にチームにフィットしてきた。
そんな状況の中、クロップ監督はアンフィールドで行われたイベントに登場。夏の移籍市場を振り返っている。『デイリー・メール』などが伝えた。
「この夏の移籍市場では奇妙なことがいくつか起きたが、ここだけの話『神様、我々は幸運だったよね?』と言えるね。あの瞬間はそんなことわからなかったし、そうも感じていなかったけど、でもうまくいったのは本当に嬉しいよ。前にはわからないことだけどね」
さらにリヴァプール指揮官は、冗談を交えつつ「他のセントラルMFがリヴァプールに移籍したがっていないのは明らかで、それも理解していたんだ。そして、何が起きたか見てみてくれ。我々は遠藤を見つけた。彼は並外れた選手だよ。日本代表での経験も豊富だしね」とコメント。ファンを沸かせつつ、日本代表MFの獲得を喜んでいる。




