Jurgen Klopp Liverpool 2023-24Getty

中盤補強難航のリヴァプール、OBキャラガーが抱える不安とは? 「見る分には良いかもしれないが…」

リヴァプールOBジェイミー・キャラガー氏は、古巣の現状を心配しているようだ。

今夏の移籍市場では、アレクシス・マクアリスターやドミニク・ジョボスライの獲得に成功したリヴァプール。しかし、ジョーダン・ヘンダーソンとファビーニョが相次いでサウジアラビアへの移籍が決まっており、中盤の補強が急務とされている。

そんな中で先日『The Athletic』などは、リヴァプールがブライトンMFモイセス・カイセドに対してクラブ史上最高額の移籍金を準備していると伝えていた。しかし、本人は以前から交渉を続けていたチェルシー移籍を希望しており、さらに13日にはチェルシーとブライトンが移籍金1億1500万ポンド(約211億円)で合意したとも伝えられている。獲得失敗が濃厚となったリヴァプールだが、さらに狙っていたサウサンプトンMFロメオ・ラヴィアに関してもチェルシーとの争奪戦が伝えられるなど、難しい状況が続いている。

そしてプレミアリーグ開幕節でチェルシーと1-1の引き分けに終わった後、キャラガー氏は『スカイスポーツ』でリヴァプールの問題点を指摘。この試合では中盤にマクアリスター、ショボスライ、そしてコーディ・ガクポが並んでいたが、名DFは不安を抱えている。

「3~4年前の彼らを見ると、前線で最高のDFであるロベルト・フィルミーノがいて、モハメド・サラーとサディオ・マネがプレスをかけ、その後ろをヘンダーソン、ファビーニョ、ジョルジニオ・ワイナルドゥムが支えていた」

「だが今の彼らは、より多くの疑問を抱えている。だから失点もミスも増えているんだ。現時点で守備面がさらに良くなる可能性は感じているものの、リヴァプールはピッチの端から端まで簡単に行き過ぎているように思う。それは大きな問題だ」

「まるで“クロップ・パート2”を作っているようだ。そしてクロップ就任直後のように、多少の痛みを経験しなければいけないように思える。試合は2-2や3-3などエキサイティングなものとなり、見る分には良いだろう。だが、ファンとして望むものではない」

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