Moises-Caicedo(C)GettyImages

リヴァプールがカイセド獲得へクラブ史上最高額を準備か…チェルシーを希望する選手の決断次第に?

リヴァプールは、エクアドル代表MFモイセス・カイセド獲得へクラブ史上最高額を提示する準備があるようだ。

昨季は公式戦43試合に出場、ブライトン史上初のヨーロッパリーグ出場権獲得やFAカップ準決勝進出の立役者となったカイセド。今夏の移籍市場でも大きな注目を集めており、中でもチェルシーが獲得を熱望、本人も移籍希望を公言している。しかしブライトン側の要求額は1億ポンド(約181億円)とも言われており、『The Athletic』などは最大8000万ポンド(約143億円)の4度目のオファーも断られたと伝えていた。

そしてチェルシーへの移籍が難航する中、リヴァプールもその状況を注視しているようだ。イギリス『スカイスポーツ』によると、クラブ史上最高額を提示する準備を進めており、ブライトン側と金銭的条件や移籍金の支払い構造について話し合っているという。なお移籍金としてのクラブ史上最高額は、フィルジル・ファン・ダイク獲得のためにサウサンプトンへ支払った8465万ユーロだと伝えられている。

同メディアによると、リヴァプールはチェルシーとブライトンの交渉が難航している状況を見て獲得のチャンスを伺っているという。しかし本人がチェルシー移籍を希望していることなどから、最終的にはロンドンへ渡るとも予想しているようだ。そのため、チェルシーとブライトンの交渉に動きがなく、さらにカイセドがリヴァプール移籍の意思を示した場合のみ、契約を進める準備を進めている模様。選手の意思が決定的な要因になるようだ。

なおカイセドは、5日前にもブライトンのロッカールームから荷物を引き上げ、それ以来クラブに戻っていないという。プレミアリーグの開幕が迫る中、本人はどのような決断を下すのだろうか。

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