リヴァプールは、ニースのフランス代表MFケフレン・テュラムの獲得に動いているようだ。
今季序盤戦はケガ人続出などに悩まされ、苦しい戦いが続いたリヴァプール。それでも終盤戦に調子を上げ、プレミアリーグを5位で終えて来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得した。しかし今夏、ロベルト・フィルミーノ、ジェームズ・ミルナー、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、ナビ・ケイタの退団が決定済み。スカッドの刷新が予想されている。
そして、今年3月にフランス代表デビューを果たした22歳MFの獲得に動き出したようだ。フランス『レキップ』によると、リヴァプールはボックス・トゥ・ボックスタイプのMFを探しており、すでにK・テュラムの側近と交渉に入った模様。選手側はユルゲン・クロップ監督の下でプレーできる可能性を喜んでいるようだ。
しかし、テュラムにはパリ・サンジェルマンなど数多くのクラブが関心を示しており、争奪戦も予想されているという。また、ニース側は現在売却に積極的ではなく、評価額は6000万ユーロ(約90億円)に設定していると伝えられている。
K・テュラムは、フランス代表のレジェンドであるリリアン氏の息子であり、FWマルクス・テュラムの弟。2018年にモナコで17歳の時にプロデビューを果たすと、翌年加入したニースでは昨季から主力の1人に成長し、今季はキャリアハイとなる公式戦48試合で2ゴール8アシストを記録した。その活躍から、リーグ・アンの年間ベストイレブンにも選出されている。
そんな偉大な血を引くK・テュラム獲得へ、リヴァプールはすでに動き出しているようだ。先日からアレクシス・マクアリスター(ブライトン)との関係が噂される中、2選手を獲得することになるのだろうか。
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