現地時間16日、イングランド・プレミアリーグは第13節が行われ、南野拓実の所属するリヴァプールはホームのアンフィールドにトッテナムを迎えた。
ともに勝点25で並ぶ首位トッテナムと2位リヴァプールによる天王山。負傷者続出のリヴァプールはリース・ウィリアムスがファビーニョとのセンターバックを組み、負傷明けのナビ・ケイタは南野とともにベンチスタートとなりカーティス・ジョーンズが起用された。
一方のトッテナムはレギロンとエンドンベレをベンチに置き、ベン・デイビスとロ・チェルソが先発。より守備的な布陣で大一番に臨んだ。
ホームではトッテナム相手に10年近く無敗(最後に敗れたのは2011年5月)というデータもあるリヴァプールが、立ち上がりからボールを保持してペースを握る。11分、左サイドからのFKをロバートソンが蹴ると、ファーサイドでフリーとなっていたフィルミーノが頭で合わせる。しかし、このヘディングはGKロリスがしっかりと反応してキャッチした。
立ち上がりから守勢の続くトッテナムだが、この展開はモウリーニョトッテナムにとってはお手の物。焦れることなく自陣でブロックを作り、虎視眈々とカウンターを狙う。
攻め続けるリヴァプールは26分、C・ジョーンズの突破はエリア内で止められるものの、こぼれ球をサラーが左足で押し込む。これがブロックに入ったダイアーとアルデルヴァイレルトの足に当たってゴール右へと吸い込まれ、攻勢のリヴァプールが先制する。
その後も攻め手を緩めないリヴァプールだったが、33分にトッテナムが狙い通りのカウンターを発動。ロ・チェルソのスルーパスに抜け出したソン・フンミンがGKアリソンを破りネットを揺らす。オフサイドギリギリだっただめにVARでのチェックが入ったが、オンサイドのジャッジでゴールが認められ、トッテナムが同点に追いついた。
70%を超えるボールポゼッションを誇りながらも追いつかれたリヴァプールは後半、立ち上がりからトッテナムに立て続けにピンチを作られる。開始早々、R・ウィリアムスのヘディングが後逸し、これに反応したベルフワインが抜け出して決定機。しかし、やや角度を欠いたシュートはGKアリソンにコースを消されたこともありゴール右へと外れる。
50分にはアリソンのパスをカットしたケインが、ペナルティーエリア左から左足でループシュートを狙う。しかし、ここは必死の戻りを見せたアリソンがかろうじてはじき事なきを得た。
後半も守勢に回りながらも効率よくチャンスを作るトッテナムは58分、ロ・チェルソに代えてルーカス・モウラを投入。63分にはGKロリスのロングキックをケイン、ソン・フンミンが頭で逸らすと、ベルフワインが抜け出し決定機を迎える。しかし、シュートは右のポストを叩き、こぼれ球を押し込もうとするもCKへとの逃れられる。するとこのCKをソン・フンミンが蹴ると、ゴール前でケインがヘディング。完全にフリーで叩きつけられたヘディングはバウンドしてゴール上へと外れてしまう。
立て続けのピンチをしのいだリヴァプールは69分、ケインがボールを失って一本のパスにサラーが抜け出す。しかし、エリア内右からの右足でのシュートは球威に欠け、GKロリスがしっかりとキャッチする。さらに73分にはC・ジョーンズのパスを受けたマネが鋭い上体の反転でエリア内に侵入。そのまま左足を振り抜くと、強烈なシュートはクロスバーを叩いてゴール上へと外れた。
まだベンチに動きのないリヴァプールに対し、トッテナムは76分にベルフワインを下げてレギロンを投入し2枚目のカードを切る。79分にはロングパスに抜け出したケインがエリア内左から巻いたシュートを放つが、GKアリソンが指先で触ってゴール右へと外れた。
87分にソン・フンミンに代えてデレ・アリを投入したトッテナムのモウリーニョ監督に対し、リヴァプールのクロップ監督は動かず。すると迎えた90分、ロバートソンの左CKをファーサイドのフィルミーノが頭で合わせ、リヴァプールが土壇場で勝ち越しに成功する。
残り僅かな時間で猛攻を仕掛けたトッテナムだったが、わずかに及ばず。劇的な勝ち越しゴールで天王山を制したリヴァプールが、単独首位に躍り出た。なお、リヴァプールはホームでのリーグ無敗記録を「66」に更新している。
■試合結果
リヴァプール 2-1 トッテナム
■得点者
リヴァプール:サラー(26分)、フィルミーノ(90分)
トッテナム:ソン・フンミン(33分)
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