20230828 Wataru Endo(C)Getty Images

9人の状態から途中投入…遠藤航のトッテナム戦を現地メディアが評価「中盤をより堅固に」「すぐに適応した」

トッテナム戦を戦ったリヴァプールMF遠藤航に対して、現地メディアが評価している。

30日にプレミアリーグ 第7節が開催され、リヴァプールとトッテナムが対戦。ここ6試合で5勝1分けと無敗のチームが、4勝2分けで同じく黒星のない相手と激突した。

試合は26分のカーティス・ジョーンズの退場で数的優位となったトッテナムが、36分にソン・フンミンのゴールで先制。10人のリヴァプールは前半ATにガクポの同点弾で追いつき後半へ。その後、リヴァプールはジョーンズに続きディオゴ・ジョタも退場して9人に。そして90+6分、ペドロ・ポロの折り返しがマティプのオウンゴールを誘発。劇的な決勝点でトッテナムが今季リーグ戦無敗を継続、リヴァプールは7試合目で初黒星となった。

遠藤はジョタが2枚目のイエローカードを提示されて退場となった後の73分に投入。9人という難しい状況の中で奮闘した日本代表MFに対して、地元メディアや現地メディアが評価した。

『THIS IS ANFIELD』は及第点の6点をつけ「3-5-0のフォーメーションで懸命に働いた」と献身性を称えている。

同じく及第点となる5点の採点をした『ANFIELD WATCH』は「トッテナムの猛攻が始まる中、中盤をキープするというありがたくない仕事をこなした」と振り返りつつ「少し消極的すぎたかもしれない」とも指摘している。

そして、『Liverpool Echo』は高評価となる7点を与え「すぐに適応し、空中戦ではいいタッチもあった」とコメントした。

大手メディア『The Athletic』は、遠藤の投入によってもたらされた効果を分析し、機能していたと結論づけている。

「ジョタがレッドになった後、クロップ監督は5-3-0というめったに見かけない布陣を採用し、トレント・アレクサンダー=アーノルドとイブラヒマ・コナテを投入して、スパーズが成功を収めていた右サイドを固め、遠藤航はセントラルMFの安全性を高めた」

「遠藤航は中盤をより堅固なものにし、スペースと運動量に勝るスパーズを押しとどめた。ワイド・アタッカーはリヴァプールの3人の長身センターバックが相手では、クロスの効果も限られていた」

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