リヴァプールMFチアゴ・アルカンタラが、加入当初の苦悩や新シーズンへの意気込みを語った。
バイエルン・ミュンヘンでチャンピオンズリーグを含む3冠を達成した後、昨夏リヴァプールへ加入したチアゴ。しかし新型コロナウイルス感染やケガで、特に前半戦は長い離脱を強いられた。今季も、ここまでプレミアリーグでは2試合に途中出場するにとどまっている。
そんな30歳スペイン代表MFは、クラブ公式HPで「コロナの影響ですべてが閉ざされてしまったから、そういう意味ではイギリスでの生活を楽しむことはできなかった」と加入当初は苦労したことを認めつつ、新シーズンへの意気込みを語っている。
「プレミアリーグに関して言えば、試合の競争力プレースピードを実感できる1年だった。適応するときにはいつもそうだけど、良い一年でも最初の頃は苦しい時期がある。今はそれを乗り越えたいと思っているし、今シーズンは楽しみだよ」
「僕が加入したときには、チームに何をもたらせるのか、チームが何を与えてくれるのか、すでに明確になっていた。僕らはこれからも一緒に戦っていく。そうやって最高のレベルを発揮し、進化していくために調和を生み出していくんだ」
そして「これまでプレーしてきたどのチームでも同じような感覚を持っていた」としつつ、「つまりリーグ戦、カップ戦など、可能な限りすべての大会で優勝するということ。いつでもそれが目標だ。それは毎年変わらない。僕はすべてを勝ち取りたいし、すべての試合に勝つというハングリー精神は忘れないよ」と決意を見せた。


