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リヴァプール、今季アトレティコ戦以外全勝のレアル・マドリー撃破!マクアリスターがGKクルトワの牙城を崩す

4日のチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第4節、アンフィールドを舞台としたリヴァプール対レアル・マドリーは1-0でリヴァプールの勝利に終わった。

2024-25シーズンのリーグフェーズに続きイングランドとスペインの両雄が激突した。前回の対戦ではリヴァプールが2-0で勝利。マドリーは加入直後、適応に苦労していたエンバペがPKを外してしまい、“どん底”まで落ちた試合だった。エンバペはその後に調子を上げ、今季も公式戦14試合18得点と凄まじい勢いを見せてるが、昨季の借りを返せるのだろうか。

下馬評では今季13勝1敗のマドリーが、ここ8試合2勝6敗のリヴァプールを大きく上回っていると予想された。が、前半はリヴァプールの方がゴールに近づき、マドリーは守護神GKクルトワの“いつもの”超絶セーブに助けられることになる。

ボールを保持するマドリーを相手にカウンターから点を狙うリヴァプールは、27分に絶好機を迎えた。前線でのボール奪取から、右サイドのヴィルツがグラウンダーのクロス。フリーでボックス内に入り込んだソボスライがこれに合わせたものの、すぐさま背番号8との距離を縮めたクルトワが右足でボールを弾いている。

1点もののチャンスに肝を冷やしたマドリーは反撃に出るが、ボールをどれだけ保持してもリヴァプールの組織的な守備を崩すには至らず。ギュレル、ベリンガム、ヴィニシウス、エンバペのアタッカー4人はいずれも違いをつくり出すことができない。すると43分、リヴァプールがこの日2回目の決定機を迎えた。ソボスライが、今度は強烈なミドルシュートを放ってゴールをうかがう。しかし、この場面でもクルトワが立ちはだかり、横っ飛びからしっかり伸ばした右手で、ボールを跳ね返している。

前半はスコアレスドローで終了し、後半立ち上がりもリヴァプールの決定機とクルトワの好セーブが繰り返される。48分、CKからファン・ダイクがヘディングシュートを放つと、クルトワが抜群の反射神経を見せて、手でボールを弾いている。

しかし、これだけ決定機をつくり出せれば、いつかクルトワの牙城も崩れることになる。そのときが訪れたのは、62分のことだ。右サイドからのフリーキックで、ソボスライがボックス内にクロスを送ると、マクアリスターがヘディングシュートでマドリー守護神を破っている。

ビハインドを負ったマドリーのシャビ・アロンソ監督は、69分にカマヴィンガを下げてロドリゴを投入。アタッカーの数を増やしたものの、引いて守るリヴァプールはやはり堅い。またエンバペ、とりわけヴィニシウスの守備意識が仇となって、ボールを奪われた後には鋭いカウンターの餌食となった。

終盤もゴールに近づいたのはリヴァプールで(相変わらずクルトワの好セーブが立ちはだかったが)、マドリーはチームでもヴィニシウスやエンバペの個人技でも彼らの守備ブロックを崩せぬまま、1点ビハインドで試合終了のホイッスルを聞いている。マドリーはアトレティコ・マドリー戦(2-5)に続いて今季公式戦2敗目を喫し、CL4戦の成績は3勝1敗に。リヴァプールも同じく、同大会の成績を3勝1敗とした。

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