リヴァプールFWダルウィン・ヌニェスについて、イギリス『スカイスポーツ』が分析している。
24日に行われたプレミアリーグ第29節延期分で、エヴァートンとのダービーに挑んだリヴァプール。白熱する優勝争いにおいて必勝の一戦だったが、27分に失点すると、反撃できぬまま58分に追加点を許す。その後選手を変えながら状況の打開を図ったが、そのまま0-2で敗れた。
リーグ戦直近3試合で2敗目(1勝)を喫したリヴァプール。これで首位アーセナルとの差が3ポイントに広がり、また2試合未消化の3位マンチェスター・シティとの差は「1」のままに。残り4試合での逆転優勝は非常に厳しい状況に追い込まれている。
そして『スカイスポーツ』のニック・ライト記者は「ヌニェスというリヴァプールの問題」と題し、この試合で先発するも、決定機を決めきれなかったウルグアイ代表FWについて分析。以下のように評価した。
「勢いよく放ったシュートは、GKジョーダン・ピックフォードの胴体に直撃。失点から8分後の輝かしいチャンスだった。彼が決めていたらこの試合、そしてリヴァプールのシーズンは一体どう変わっていたのだろうか」
「もちろん、タイトル争いから脱落した要因であるフィニッシュの問題は、彼だけに責任があるわけじゃない。だが、それに関しては代表的な存在だ。そして、彼はそれが一貫した問題である。『Opta』によると、ヌニェスはプレミアリーグでの試合でxG(ゴール期待値)を8ゴールも下回っている(通算61試合で20ゴール)。これは彼がプレーした期間ではリーグワースト2位だ」
そして、リヴァプールOBジェイミー・キャラガー氏もダービーでの決定機を活かせなかったことに関して「許せないこと」としつつ、「これが彼なんだよ。(相手に)トラブルを起こすこともあるけど、フィニッシュは不安定だ。彼には大きな決断が下れることになると思う」と予想している。
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