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前線トリオ揃い踏みのリヴァプールが公式戦3連勝!遠藤航は80分から出場しクリーンシートに貢献

現地時間29日、イングランド・プレミアリーグは第10節が行われ、遠藤航の所属するリヴァプールはホームのアン・フィールドにノッティンガム・フォレストを迎えた。

直近のヨーロッパリーグで移籍後初ゴールを挙げ、5-1の大勝に貢献した遠藤はベンチからのスタート。中盤はショボスライ、マクアリスター、フラーフェンベルフの3人で構成され、前線はサラー、ヌニェス、ジョタの3人が並んだ。

リヴァプールでは主力格のルイス・ディアスの両親が母国コロンビアで誘拐される事件が発生しており、この事件の影響でL・ディアスは欠場を余儀なくされている。

L・ディアスのために――。そんな想いを胸に、リヴァプールは立ち上がりからノッティンガム・Fを立ち上がりから圧倒する。

均衡が破られたのは31分。中盤でボールを奪い、右に開いたサラーの縦パスをエリア内右に走り込んだヌニェスがシュート。たまらずGKがはじいたボールをエリア内左のジョタが押し込み、リヴァプールが前線トリオの力で先制に成功する。ゴールを挙げたジョタは、用意していたL・ディアスのユニフォームを空高く掲げた。

さらに35分、カウンターから自陣左サイドでボールを受けたジョタが逆サイドに展開。ショボスライがペナルティーエリア手前右のサラーに預けると、サラーが絶妙なタメからDFの股を通すパスを出すと、走り込んだショボスライが折り返し、ゴール前のヌニェスが押し込んでリヴァプールがあっさりと追加点を挙げる。

後半も2点リードのリヴァプールが攻勢に試合を進め、ノッティンガム・Fは苦しい時間帯が続く。リヴァプールは59分にジョタとフラーフェンベルフを下げてガクポとエリオットを投入し、さらなる追加点を狙う。

迎えた77分、自陣からショボスライが前線にロングパスを送るとGKが飛び出すもバウンドと合わずにクリアできず、流れたボールを拾ったサラーが無人のゴールに流し込んでリヴァプールが試合を決定付ける3点目を挙げた。サラーはこれで公式戦4試合連続ゴールとなった。

試合を決めたリヴァプールは80分にヌニェスを下げて遠藤を投入。試合を締めにかかると、エランガにクロスバー直撃のボレーを浴びるなど危ない場面を作られながらもリーグ戦2試合連続となるクリーンシートで完封勝ち。ホームで公式戦3連勝を飾った。

■試合結果
リヴァプール 3-0 ノッティンガム・F

■得点者
リヴァプール:ジョタ(31分)、ヌニェス(35分)、サラー(77分)

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