リヴァプールのモハメド・サラーの将来に暗雲が立ち込めているようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。
2017年にリヴァプールに加入して以降、チームのエースストライカーとして得点を量産してきたサラー。昨シーズンには得点王とアシスト王に輝いてプレミアリーグ優勝に貢献した。しかし今シーズン、同選手はピッチ上での影響力を失っており、ここまで公式戦19試合5得点3アシストにとどまり、直近のリーグ戦3試合で先発から外れている。
さらに、ベンチ入りするも出番が与えられなかった3-3で終わったリーズ・ユナイテッド戦後、サラーは物議を醸したインタビューに応じる。その中で、クラブを非難し、3試合連続で先発から同選手を外したアルネ・スロット監督と良好な関係ではないことなどを発していた。
これを受け、リヴァプールはサラーの状況について協議していると報じられており、さらにスロット監督は同選手は9日に予定される敵地でのチャンピオンズリーグのインテル戦の遠征メンバーからも外す可能性がある。また、エジプト代表として出場するアフリカ・ネイションズカップ前最後の試合となるブライトン戦のメンバーに入るかも不透明であるようだ。
また、サラーの将来に暗雲が立ち込める中、来年1月の移籍市場でサウジアラビア勢からの関心も再燃する様子。2023年に獲得に動いたアル・イテハドやアル・ヒラルが獲得に前向きであると伝えられている。


