リヴァプールに所属する日本代表MF南野拓実がプレミアリーグ初ゴールをマークした。
リーグ首位のリヴァプール（勝ち点28）が、19日に行われたプレミアリーグ第14節で12位のクリスタル・パレス（勝ち点18）とのアウェー戦を迎えた。リヴァプールのクロップ監督は、2-1で制した前節のトッテナム戦から先発3選手を変更。南野は今季リーグ戦2度目の先発となった。
左ウイングに入ってフィルミーノ、サディオ・マネと攻撃陣を形成した南野は、開始早々に待望の時を迎える。3分、ボックス右のマネからのパスを正面で受けた南野は、トラップとフェイントでシュートコースをつくり、右足を振る。このシュートがゴール左に決まり、リヴァプールに先制点をもたらした。昨冬にリヴァプール入りした南野は、プレミアリーグ18試合目で待望の初ゴールとなった。
地元紙『リヴァプール・エコー』は、「南野が魔法を見せた瞬間」と日本代表MFを称賛。さらに、この日は南野のリヴァプール移籍が決まった昨年12月19日から丸1年だったこともあり、「記念日」とし、「区切りとなる日、今回のゴールは加入してから彼が夢見てきたことだった」と祝福した。
南野の今季4ゴール目で勢いづいたリヴァプールは続く35分にもペナルティアークでフィルミーノの縦パスを受けたマネがDFを背負いながら反転シュートを沈めて2点目。さらに44分には左サイドのロバートソンが入れたクロスから正面のフィルミーノが冷静にゴールを陥れ、3点差として前半を終えた。
迎えた後半も、リヴァプールは52分にペナルティアーク右のヘンダーソンがゴール左にミドルシュートを決めて4点目。59分には正面に侵入した南野が決定機を得るも、シュートをわずかに枠の右にはずしてしまい、この日2ゴール目とはならない。
68分には、サラーのラストパスからフィルミーノが5点目を決めたリヴァプール。81分にはCKからマティプのヘディングシュートをゴール前のサラーがコースを変えてネットを揺らして6点目をマークする。さらに84分にもサラーが決めたリヴァプールは、そのまま相手をシャットアウトして7-0の大勝。リーグ連勝とし、首位の座をキープしている。
■試合結果
クリスタル・パレス 0-7 リヴァプール
■得点者
C・パレス：なし
リヴァプール：南野拓実（3分）、S・マネ（35分）、フィルミーノ（44分、68分）、ヘンダーソン（52分）、サラー（81分、84分）
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