リヴァプールは、ユルゲン・クロップ監督の後任候補としてシャビ・アロンソ監督の招へいを考えているようだ。
リヴァプールは1月26日、今季限りでクロップ監督が退任することを発表。本人は「クラブのすべてを愛している」と語りつつも、「だが、決断しなければならない時がある。なんと言えばいいだろうか…エネルギーがなくなってきたんだ」とその理由を明かした。シーズン半ばのこの電撃発表は、世界中に大きな衝撃を与えている。
プレミアリーグ初タイトルやチャンピオンズリーグ(CL)優勝をもたらした名将の退任が発表されたことにより、現地では後任候補について様々な噂が浮上。様々な候補の名前が伝えられていたが、当初の報道通り、現役時代にアンフィールドでも活躍した元スペイン代表MFが最有力候補となっているのかもしれない。
フランス『Foot Mercato』によると、リヴァプールはすでにシャビ・アロンソ監督と最初のコンタクトを取ったという。クロップ監督の後任として、最優先で同指揮官の招へいを目指しているようだ。
しかし今季のレヴァークーゼンでの手腕から、シャビ・アロンソ監督にはその他複数クラブも興味を抱いているという。その中でもバイエルン・ミュンヘンの上層部は感銘を受けており、招へいの可能性を検討している模様。一方でトーマス・トゥヘル監督を近い内に解任する可能性は低く、現時点ではリヴァプールが最も招へいに近いと伝えられている。
レヴァークーゼンは今季公式戦27勝4分け無敗、93ゴール22失点を記録。先日バイエルンとの直接対決も3-0と完勝し、2位に5ポイント差をつけてブンデスリーガ首位を快走している。見事な手腕を発揮するシャビ・アロンソ監督だが、来季の去就に大きな注目が集まっている。





