元リヴァプール指揮官ユルゲン・クロップ氏は、シーズン終了前にかつての本拠地アンフィールドを訪問するつもりのようだ。
2015年からリヴァプールの指揮を執ると、クラブ悲願のプレミアリーグ初制覇やチャンピオンズリーグ優勝など、数々の栄光をもたらしたクロップ氏。昨季限りで勇退すると、レッドブル・グループのグローバル責任者に就任した。1月から活動を開始し、先日にはRB大宮アルディージャ視察のために来日もしている。
そんなクロップ氏だが、現指揮官アルネ・スロット監督が2度ほど招待したことを明かしていたものの、勇退後は一度もアンフィールドを訪れていない。それでも、今季ホーム最終戦となる5月25日の第38節クリスタル・パレス戦を観戦する予定であるという。韓国で行われたチャリティーイベントの中で、こう語った。
「(アンフィールドへ行く)計画はあるよ。でも(クラブの)バスには乗らない。いつもバスに乗っていた時に見ていたファンたちと一緒にいるつもりだよ。それが計画だ。どうなるかはわからないけどね」
「最後の試合には行くと思う……正直に言うと、早いタイミングでは行きたくなかったんだ。ジンクスに見舞われたくなかったしね。初めてアンフィールドに行って、もし負けてしまったら『なんてこった!』ってなると思う。だから、(優勝が)決まったら行くよ」
なおリヴァプールは、8日の第28節でサウサンプトンに3-1で勝利。暫定ながら2位アーセナル(2試合未消化)との差を「16」まで広げ、首位を快走している。
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