Jurgen-Klopp(C)Getty Images

クロップが日程に不満!「サッカーを感じられない人間の決断」…代表ウィーク明けの昼KOに納得できず

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、試合日程に不満を述べた。

12日に行われたプレミアリーグ第12節で、ブレントフォードと対戦したリヴァプール。モハメド・サラーの2ゴールとディオゴ・ジョタのゴールにより、本拠地アンフィールドで3-0と快勝を収めた。これで勝ち点を27まで伸ばし、首位マンチェスター・シティと1ポイント差の2位まで浮上している。

そしてリヴァプールは、11月のインターナショナルウィークを挟んだ後、25日の第13節でマンチェスター・Cとの直接対決に挑む。敵地エティハド・スタジアムでの一戦は、現地時間25日の12:30キックオフが予定されているが、今季リヴァプールがインターナショナル後にランチタイム・キックオフを迎えるのはこれで3回連続に。クロップ監督は日程に不満を抱えているようだ。『The Athletic』が伝えた。

「選手たちの反応は素晴らしかったが、これから(インターナショナルウィークで)全員が行ってしまう。そして戻ってきた後、マン・シティと対戦する前に1度しか練習ができないね」

「今日は勝ったから私がうめいているなんて誰も言わないと思う。だが、どうしてこのような試合を土曜日の12:30に設定できるんだ? はっきり言って、こうした決断を下すのは、サッカーを感じることができない人間だ。そんなことは不可能だよ」

「この2チームには、おそらく合計で30人の代表選手がいる。ちなみに、南米の選手は全員が同じ飛行機に乗って戻ってくる。全員が一緒に帰り、ウルグアイ、ブラジル、アルゼンチン、コロンビアから1機の飛行機で帰ってくるんだ。狂っているね。だが、我々は準備ができているか確認する必要があるだけだよ」

クロップ監督は今季初め、「1週間の準備期間があれば12:30キックオフは問題ない。問題は回復の時間が足りないことだ」と語っていた。そしてこの発言は、昨季の結果が影響しているのかもしれない。

『The Athletic』によると、リヴァプールは昨季この枠で6試合を戦ったが、いずれも勝利なし。最大18ポイントの内、3ポイントの獲得にとどまっている。さらにトップ9で終えた相手はマンチェスター・Cのみであり(1-4で敗戦)、フラム、エヴァートン、チェルシーとは引き分け、ノッティンガム・フォレストとボーンマスには敗れた。また、合計83本のシュートを放つもたった3ゴールに終わり、決定率は「3.6%」と厳しい結果となっている。

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