リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、ディオゴ・ジョタの決勝点後にハムストリングを負傷するハプニングに見舞われた。
30日に行われたプレミアリーグ第34節でリヴァプールはホームでトッテナムと対戦。3分にカーティス・ジョーンズが先制する幸先の良いスタートを切ったリヴァプールは、直後にルイス・ディアス、15分にモハメド・サラーが得点を挙げる。しかし、後半アディショナルタイムまでに3ゴールを返されて同点になるも、その直後にジョタが値千金の決勝点をマークしてリヴァプールが4-3で勝利した。
これでリーグ戦4連勝として5位まで浮上したリヴァプールのクロップ監督だが、決勝点の直後にハプニングに見舞われる。ゴールが入った瞬間、興奮と歓喜によりベンチを飛び出して勢いのあまり第4審判に詰め寄った同指揮官は、その後左脚のハムストリングを抑えて足を引きずりながらベンチへと下がっていった。
試合後、自身の負傷についてイギリス『BBC』で問われたクロップ監督は「ハムストリングかどうかわからないし、内転筋の可能性もあるが、私にすぐに罰が下された」と話し、以下に続けた。
「第4オフィシャルは試合全体を通して何も間違ったことをしていなかったから、私はセレブレーションをすることに切り替えた。何も悪いことは言っていないが、十分に悪いことをやったように見えたと思う。あの瞬間、ハムストリングとか、そのような筋肉が耐えられなかった。それ以外のことはすべてオーケーだ」
また、クロップ監督は来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるトップ4の可能性についてもコメントしている。
「（トップ4に届くかの問いに）もちろんノーだ。マンチェスター・ユナイテッドとニューカッスルがすべての試合に勝利すれば、どうやってトップ4に届くというんだ？彼らが負け始めれば近づくことはできる。ヨーロッパカップ戦出場権のためには試合に勝ち続けないといけない」