リヴァプールがジェレミー・フリンポン獲得へ契約解除金を支払う準備をしているようだ。イギリス『スカイスポーツ』などが伝えた。
今シーズン、リヴァプールは5年ぶりにプレミアリーグ優勝を成し遂げた。しかし、アカデミーから所属して、主に右サイドバックとして近年のクラブの成功を支えてきたトレント・アレクサンダー=アーノルドが契約満了に伴い、今夏に退団することが決定した。
これを受け、リヴァプールは新シーズンに向けて右サイドバックの補強が急務に。控えのコナー・ブラッドリーが代役を務める可能性も報じられていたが、クラブは現在、新戦力を迎え入れる準備をしており、レヴァークーゼンのフリンポンがメインターゲットであると考えられていた。
すでにリヴァプールがレヴァークーゼンからフリンポンを獲得する交渉を進める中、話し合いは順調に進展している様子。そして、イングランドのクラブが設定されている3500万ユーロ(約57億円)のリリース条項を行使することが予想されている。
また、フリンポン自身もアレクサンダー=アーノルドの代役としてリヴァプールに移籍することに前向きであると考えられており、同郷のオランダ人指揮官のアルネ・スロット監督も同選手を高く評価すると伝えられている。
マンチェスター・シティ下部組織出身のフリンポンは、2021年冬にセルティックからレヴァークーゼンに加入。主にチームの右サイドバックや右ウイングとして昨シーズンのブンデスリーガ無敗優勝に貢献し、今シーズンもブンデスリーガとチャンピオンズリーグの全試合に出場するなど、シャビ・アロンソ監督の主力として活躍してきた。




