リヴァプールのジョヴァンニ・レオーニが膝前十字靭帯断裂の重傷で長期離脱する。
昨シーズンにパルマでGK鈴木彩艶とともにセリエA残留に貢献したレオーニ。すると今夏、プレミアリーグ王者リヴァプールからの関心が届き、同クラブに新天地を求めた。そして、23日の2-1で勝利したカラバオカップのサウサンプトン戦でデビューしたが、試合終盤に膝を痛めて途中交代を余儀なくされた。
そんなレオーニの状態に関しては当初から心配の声が上がっていた。そして27日のクリスタル・パレス戦を前にしたプレスカンファレンスでアルネ・スロット監督はレオーニの状態について「ACL(前十字靭帯)を切り、1年間にわたって離脱するから、もちろん良い状態ではない」と話し、以下に続けた。
「まだとても若くて、新しい国に来て、最初の試合でとても良いパフォーマンスを見せたから…、ポジティブにとらえることは簡単ではない。ポジティブな面は何もないが、いつもポジティブな面を見つけようとするものだ。ポジティブな面としては、彼はまだ若いから、このようなひどいケガから回復した後でもプレーするための多くの年月が残されていることだ」
なお、レオーニの長期離脱を受け、リヴァプールはフェデリコ・キエーザがチャンピオンズリーグのAリストに登録されたことを発表。欧州サッカー連盟(UEFA)がこの申請を承認し、同選手は30日のガラタサライ戦からプレー可能だ。


