ヨーロッパリーグ(EL)は26日にグループステージ第3節が行われ、リヴァプールはトゥールーズと対戦した。
グループE開幕から連勝を達成し、首位に立つリヴァプール。3連勝を目指す中、本拠地アンフィールドにトゥールーズを迎えた。クロップ監督はヌニェスやフラーフェンベルフらを先発させた他、遠藤航はEL3試合連続のスタメン入りを果たした。
試合は序盤からリヴァプールがボールを握り、9分には成功に必要。DFラインでカウンターを阻止して素早く縦に展開すると、敵陣中央で受けたジョタがドリブルからそのままシュートを突き刺した。ホームチームが幸先よく前に出る。
しかしトゥールーズもすぐさま反撃。16分、DFラインからの縦パス一本でプレスを回避し、最後は抜け出したダリンガがハーフェーライン付近からドリブルで独走、GKとの一対一を制している。一瞬の隙を見逃さず、試合を振り出しに戻した。
失点したリヴァプールはその後、フラーフェンベルフやジョーンズらが決定機を迎えるが、シュートが枠をとらえない。それでも30分、勝ち越しに成功した。ショートCKからアレクサンダー=アーノルドがクロスを送り、遠藤がヘディングで流し込んだ。日本代表キャプテンの待望の加入後初ゴールで、ホームチームがリードを奪う。さらに34分、ボックス内のこぼれ球をヌニェスが豪快に叩き込み、3点目をマーク。そのまま前半を折り返す。
リードを広げたリヴァプールだが、後半開始早々にGKのパスを奪われて大ピンチを迎えたが、アレクサンダー=アーノルドのシュートブロックでなんとか2失点目を免れる。一方で54分、遠藤がボックス内への侵入して際どいシュートを放った。さらにその直後にも決定機を作った。
そして65分、リヴァプールに決定的な4点目。カウンターから抜け出したヌニェスが相手GKもかわしたが、シュートはポストに直撃。それでも拾ったフラーフェンベルフがGKを再びかわし、シュートを流し込んでいる。
その後は選手を入れ替えたリヴァプールだが、追加点を許さない。後半アディショナルタイムには、途中出場のサラーがダメ押しの5点目を奪い、5-1でトゥールーズを下した。これでELグループステージ3連勝を達成。勝ち点を9まで伸ばし、首位をキープしている。




