Jurgen-Klopp(C)Getty Images

EL初黒星のリヴァプール、クロップが試合後に憤慨…「誰がここで記者会見をすることを思いついたのか?」と激怒した理由は?

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が記者会見で憤りをあらわにした。

UEFAヨーロッパリーグ(EL)は9日にグループステージ第4節が行われ、リヴァプールは敵地でトゥールーズと対戦。試合は2-3で3連勝中だったリヴァプールがEL初黒星を喫している。

試合後、クロップ監督が記者会見に出席し、コメントを『This is Anfield』が紹介。監督は「守備が十分でなかった」と語り、いくつかの見解を示している。

「彼らは決定的なチャレンジやバトルをほとんどすべて制していた。ボールを奪うべき場面が多すぎたね」

「その上、少なくとも2回は簡単にボールを渡してしまった。失点含めカウンターアタックを許し、最終ラインが深すぎた」

しかし、今回の敗戦にチームに対して「心配していない」と主張。「本当は、もっと一緒にプレーしてほしかった。それが今夜の一番の問題だ」と付け加え、選手たちへさらなる欲求を明らかに。

「サッカーの試合では決定的なことを適切な瞬間にやらなければならないのに、それができないから失点してしまうんだ」

後半アディショナルタイムには、土壇場でリヴァプールが同点に追いつく場面も。劇的な同点ゴールかと思われたが、ゴールに繋がる流れの中でマクアリスターが胸トラップの際に腕にボールが当たっていたとして、VARによりゴールは取り消しに。クロップ監督は「今、ビデオを見返したが、私にとってはハンドボールではない」と主張し、判定に対しての不満を示している。

「正直なところ、『えっ、フリーキックはどこ?』って感じだったよ。興味深いね」

最後には、クロップ監督がフラストレーションを爆発させる場面も。試合内容や判定についてではなく、記者会見場に対して憤慨。終始記者会見場の周りでトゥールーズファンによるチャントや太鼓が鳴り響き、同メディアの記者も「クロップと記者たちの会話はほとんど聞こえなかった」と指摘していた。

騒音がピークに達したときにクロップ監督が「誰がここで記者会見をすることを思いついたのか?実に興味深い質問だ…ワオ」と、自問自答を披露。運営に対して皮肉を残し、指揮官は会見場を後にした。

『Mail』のルイス・スティール記者によると「この暴挙は、UEFAとトゥールーズによる乱雑な運営によるものだ」とされ、「クロップと記者たちは、大群衆をかき分けて会場に行かなければならなかった。そして、ファンの騒音で言葉が聞き取れなかった」という。

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