リヴァプールMF遠藤航にとって、苦い夜となったかもしれない。
UEAヨーロッパリーグ(EL)は9日にグループステージ第4節が行われ、リヴァプールは敵地でトゥールーズと対戦。試合は2-3で3連勝中だったリヴァプールがEL初黒星を喫している。
同試合で先発出場を果たした遠藤。しかし、35分に相手の足を踏んでしまってイエローカードが提示されるなど、普段の日本代表主将らしくないプレーが少なくなく、精彩に欠いて45分のみで交代に。この状況には地元メディアからも厳しい評価が相次ぐことに。全体的にコスタス・ツィミカスに次ぐ最低採点がつけられている。
『Liverpool Echo』は5点とし「臆することなく突っ込むが、HT前に警告を取られるなど少々不注意だった」とイエローカードを提示されたプレーについて指摘している。
3点をつけたのは『Anfield Watch』。「酷い前半45分だった」と切り出し、同メディアも「遠藤がレッドカードをもらわなかったのは信じられないほど幸運だった」とラフなプレーについて注意。「ネガティブなパフォーマンスだった」と締めくくっている。
『THIS IS ANFIELD』は4点の評価。「ほとんどのパスが消極的で、短く、横へのパスだった」と振り返り、40分に遠藤が後ろからのタックルでファールを取られ、あわや2枚目のイエローカードという場面には「退場になり得た」と見解。その後の辛評は続いている。
「グラウンドでの4度のデュエルで1度も勝てず。次節リーグ戦でアレクシス(・マクアリスター)が出場停止で、週末のホームでのブレントフォード戦に先発させるためのオーディションと考えれば、遠藤は"見事に合格した"とは言えない」


