リヴァプールは21日、プレミアリーグ第2節でバーンリーをホームのアンフィールドに迎えた。
開幕節のノリッジ戦を3-0で快勝したリヴァプールと、黒星スタートとなったバーンリーが相まみえた。リヴァプールのクロップ監督はノリッジ戦からミルナーとオックスレイド=チェンバレンに代えて、エリオットとヘンダーソンを起用する2点を変更。南野拓実は2試合連続ベンチスタートとなった。
序盤からボールを保持して仕掛けたリヴァプールは、17分にウッドのヘディングシュートでゴールを脅かされるも、これをGKアリソンが好セーブすると、直後に先制。18分、左サイドでフリーとなったツィミカスが入れた鋭いクロスに中央のジョタが合わせる。このヘディングシュートが決まり、リヴァプールが先手を取った。
これで勢いに乗ったリヴァプールは続く22分、ミドルレンジからサラーがゴール左を捉えるコントロールシュートを放つも、GKポープのファインセーブに遭う。さらに26分には、ボックス右でエリオットのパスを受けたサラーがシュートをゴールへ流し込むも、わずかにオフサイドでノーゴールに。リヴァプールは追加点を挙げられず、1点リードで前半を終える。
迎えた後半もリヴァプールが試合を優位に進める。62分にはボックス内の正面でボールを受けたマネが素早く反転シュートに持ち込むも、GKポープのセーブに阻まれる。それでも、69分には追加点を奪取。右サイドのエリオットから中央でパスを受けたアレクサンダー=アーノルドがダイレクトでさばくと、最後は正面のマネがハーフボレーでシュートを突き刺し、スコアを2-0とした。
その後、ケイタとジョタに代えてチアゴとフィルミーノを投入したリヴァプールは、長期離脱していたジョー・ゴメスもアディショナルタイムに出場して復帰。試合終了間際にバーンズに与えてしまった決定機もGKアリソンが好守で凌ぎ、2試合連続の完封勝利で開幕2連勝を飾った。なお、南野は2試合連続で出場機会がなかった。