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今季のプレミアリーグ優勝争いは終了?2位に11p差をつけたリヴァプールを現地記者が絶賛「別の一面を見せた」

今季のプレミアリーグ優勝争いについて、『The Athletic』のアンディ・ジョーンズ記者が分析している。

ここまでプレミアリーグ首位を快走してきたリヴァプールは、23日に行われた第26節でマンチェスター・シティと対戦。敵地での一戦となったが、前半にモハメド・サラーとドミニク・ソボスライがネットを揺らすと、無失点で2-0の勝利を飾った。

これで勝ち点を64まで伸ばすことに成功したリヴァプール。一方で2位アーセナル(1試合未消化)は、今節はホームでウェストハムに0-1で敗れている。この結果、両チームの差は「11」まで広がった。そしてジョーンズ記者は、「スロット・リヴァプールが再び見せた最高点は、タイトルレースに終止符を打ったのか?」とし、以下のように指摘した。

「プレミアリーグを席巻したような最高のアタックではなかった。しかしスロットのチームは、必要とされた時に成熟した、プロフェッショナルであり、臨機応変なパフォーマンスを見せたのだった」

「リヴァプールは、最後のシティ戦以来のリーグ戦13試合でわずか3回のクリーンシートにとどまっていた。しかし、この守備の不安はまったく見受けられなかった。フィルジル・ファン・ダイクとイブラヒマ・コナテの統率により、ゴール前に鉄壁を築いている。攻撃面では、チャンス自体は散発的だったものの、完璧にそれをモノにしている。サラーはすべての中心となり、先制点とソボスライのゴールをお膳立て。リヴァプールは、最初のシュート3本で2ゴールを奪っている」

そのうえで、「今季のリヴァプールは、時折まったく止められない存在に見えていた。しかしこの試合では、典型的なアウェイでの戦い方という別の一面を見せている。相手の脅威を最小限まで抑え、得たチャンスの瞬間を最大限まで活かした。そしてこの見事なパフォーマンスは、タイトルレースにおける決定的な瞬間だった」と分析し、リヴァプールが優勝に大きく近づいたと予想している。

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