リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、アーセナルとの首位攻防戦を振り返った。
23日に行われたプレミアリーグ第18節で、アーセナルと対戦したリヴァプール。本拠地アンフィールドでの天王山となったが、開始4分に先制点を許す展開に。それでも29分にモハメド・サラーが同点弾を奪ったが、その後は激しい攻防が続くも決着はつかず。1-1のドローに終わっている。
試合後、クロップ監督は会見で「たった今、2つの最高のチームによる本当に素晴らしく激しい試合を見終わった。我々にとって最高の、本当に最高の瞬間だ。勝てたかもしれないし、勝てるはずだったかもしれないね」とし、試合を振り返った。
「相手は良いスタート切ったが、我々もカムバックに成功した。今夜のアンフィールドは最高だったね。全員が感じたはずだ。0-1での反応は素晴らしいよ。我々はスーパー激しかったし、やり過ぎなくらいだったね。ゴールも最高だ。おそらく、(アレクサンダー=アーノルドの)パスは人生最高のパスだったよ」
「(アーセナルは)本当に素晴らしいし、フィジカル的にも強いね。どのポジションもすごいと言わざるを得ない。良いチームだよ。でも、我々もそうだから1-1だ。感謝しないとね」
なおこの試合の20分、ボックス内でマルティン・ウーデゴールの手に当ったとしてVARチェックも入ったが、リヴァプールにPKは与えられなかった。クロップ監督は、『スカイスポーツ』のインタビューで「見たよ。誰かが来てなぜハンドじゃないのかを説明してくれると思うけど……主審が確認できたとは思えない。だがVARルームにいる人が、『主審にもう一度見てもらうべきかも』との結論に至らないわけがないね」と不満を述べている。




