crystal palace LiverpoolGetty Images

リーグ初黒星の原因はフリンポン?スロットが名指しこそ避けるも「決勝点の場面である選手が攻撃的過ぎた」

リヴァプールのアルネ・スロット監督は、敗れたクリスタル・パレス戦で1人の選手を批判した。

27日に行われたプレミアリーグ第6節でリヴァプールは敵地でクリスタル・パレスと対戦。コミュニティ・シールドで敗れた相手へのリベンジに燃えるリヴァプールだったが、前半に先制点を許す。試合終盤にはフェデリコ・キエーザの得点で追いつくも、後半アディショナルタイムに決勝点を許してリヴァプールは1-2でクリスタル・パレスに敗れた。

再びクリスタル・パレスに敗れて開幕5連勝でストップしたリヴァプールのスロット監督は、試合後にイギリス『スカイスポーツ』で「我々がやった守り方を考えれば、我々は自分たちを責めることしかできない」と話し、決勝点の場面で1人の選手を批判した。

「ある選手がカウンターを狙って前に出てしまったが、時間がなかったからこれは意味のないことだった。だから、あの場面では守るだけだった。おそらく、我々は攻撃的な考えを持ち過ぎてしまっていた。我々ではない、あの場面で1人の選手だけが攻撃的な考えを持ち過ぎてしまっていた。それが彼らの決勝点、我々の敗戦につながった」

スロット監督は選手名こそ挙げなかったものの、ジェレミー・フリンポンに対しての発言であると考えられている。同選手はロングスローの場面で決勝点を挙げたエディ・エンケティアをマークしていたが、ニアサイドでの競り合いの最中にマークを外し、これが失点につながってしまっていた。

また、パフォーマンスについてスロット監督は「とても難しい前半だった。彼らは本当に良く、1点リードされただけだったから我々は幸運だった。後半は対照的で、我々はチャンスを作り、得点するまでに時間がかかってしまった。ドローで終わると思ったが、セットプレーから決勝点が生まれた。このリーグで上に上がりたいのなら、セットプレーで良くならなければならない。このリーグではセットプレーが重要だ。わずかな差で、1人の選手がカウンターを狙ったが、得点を奪ったパレスの選手にボールが来てしまった」と振り返った。

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