リヴァプールの守護神アリソンは、ヴィルヒル・ファン・ダイクの重傷につながったエヴァートンGKジョーダン・ピックフォードのプレーを非難した。
17日の2-2で終わったリヴァプールとエヴァートンによる“マージーサイドダービー”の開始早々、ピックフォードはややアフター気味にファン・ダイクに強烈なチャージを見舞う。リヴァプールDFがすでにオフサイドだったため、エヴァートン守護神は反則を取られなかったが、この一連のプレーに対しては非難が殺到する。
ソーシャルメディア上だけではなく、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督やジョルジニオ・ワイナルドゥム、サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督、さらに元選手の解説陣などがピックフォードの危険なプレーに苦言を呈していた。
そして、リヴァプールの守護神アリソンも、イギリス『スカイスポーツ』でライバルクラブのGKについて「すべてのゴールキーパーにそれぞれのプレースタイルや動きがある。でも、あの場面は、100%不要なムーヴメントだった」と話し、チームメイトを傷つけられた不満を続けた。
「あの状況に立ったときのことを考えてみれば、僕はあの状況を止めに行っていた。軽く行き過ぎれば相手が得点できるともわかっている。ただ、全員にそれぞれのボールに向かったプレーがあるし、あのような(ピックフォードのファン・ダイクに対する)プレーを認めるわけにはいかない。全員がこのように考えているだろう。あれはただただ不要なムーヴメントだった」
また、守備の要がいなくなったものの、チームに依然としてクオリティがあると強調した同選手だが、「ヴィルヒルのヘディングのようないくつかのものが恋しくなるだろう。彼は守備だけではなく、攻撃やゴールでチームを助けてきた。これが僕たちの強みでもあった」とファン・ダイクの離脱を嘆いた。
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