Marcelo LippiGetty Images

W杯制覇の名将リッピ氏がジダン、ピルロ、ガットゥーゾを語る…最も似ている監督は?

名将マルチェロ・リッピ氏が11日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が主催するフェスティバル・デロ・スポルトに出席し、ジェンナーロ・ガットゥーゾらかつての教え子について語った。

かつてユヴェントスやインテルなどの指揮官を務め、2006年にはイタリア代表を率いてワールドカップ(W杯)の頂点に立ったリッピ氏。72歳のイタリア人指揮官は、現在指導者として活躍する教え子について語り、自身により似たタイプの監督としてナポリ指揮官ガットゥーゾを挙げた。

「私が自分自身をより投影して見ている監督はガットゥーゾだよ。リーノ(ジェンナーロの愛称)と言えば、誰もが根性やマリシア、怒り、闘争心などを思い浮かべると思う。しかし、彼は自分が指揮するチームを上手く機能させることができる監督だ。それにチームマネージメントの仕方が私と似ている」

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続いてトスカーナ出身の指揮官は、ユヴェントスで指導者としてのキャリアをスタートしたばかりのアンドレア・ピルロにも言及。「ピルロを表現するには、“才能”というたった1つの言葉しかない。現役時代から才能に恵まれていたが、監督としても才能を発揮するだろう。現代的な哲学を持っているし、コミュニケーション能力もある」とコメントした、

さらに、リッピ氏はユヴェントス時代に指導したレアル・マドリー指揮官ジネディーヌ・ジダンにも触れ、「私が指導した中でも最も強い選手だった。彼もピルロのようにコミュニケーション能力に優れており、選手の心をつかむことができる。勝つために必要なのは、プレスやマークを上手くやることよりも偉大な選手に対してチームを助けるよう納得させることだ」と述べた。

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