20210623_Mbappe(C)Getty images

キリアン・ムバッペはPSG退団を希望か…現地記者はクラブ側も意向を把握と報道

パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペが退団を決心していると、フランス『RMC Sport』のジャーナリストであるダニエル・リオロ氏が報じた。

2018年にはロシア・ワールドカップ(W杯)で母国を優勝に導くなど、若くから超一流の結果を残して注目を集めているムバッペ。PSGとの現行契約は2022年夏までとなっており、今夏に移籍する可能性が伝えられている。

リオロ氏によれば、PSGはムバッペが退団を希望していることをすでに把握しているが、膨大な移籍金を支払えるクラブを見付けなければならなくなるため、複雑な状況になっているという。新契約を締結することはできておらず、オーナーとしては来夏にフリーで出ていかれる事態は避けたいようだ。

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また、ムバッペが正式に退団を表明すれば、PSGは代わりとなる選手、ムバッペ当人はクラブを探さなければならなくなるとも伝えられており、具体的な新天地は定まっていないようだ。とはいえ、リオロ氏は「だが、ムバッペがPSGに残りたくないということ、それが今回の情報だ」と当人が移籍を望んでいることを強調した。

なお、スペイン『マルカ』は「これが事実ならレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長の耳にも届くことになる」と報道。レアル・マドリーが長い間ムバッペに関心を示していること、PSGのナセル・アル・ケライフィ会長の機嫌を損ねないように慎重に立ち回ってきたペレス会長が今夏に腰を上げる可能性を伝えた。

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