パリ・サンジェルマン(PSG)は、コリンチャンスのMFガブリエル・モスカルドの獲得で合意に達したようだ。『ESPN』が伝えた。
現在18歳のモスカルドはブラジル出身で、2017年からコリンチャンスの下部組織に所属。今年の6月28日に開催されたコパ・リベルタドーレスのリヴェルプール戦に途中出場してトップチームデビューを飾ると、翌週にはリーグ戦初出場を飾った。今シーズンからトップチームに昇格したモスカルドは、ここまでコリンチャンスで25試合に出場し、1ゴール1アシストを記録している。
逸材と名高いモスカルドには欧州のビッグクラブたちが関心を寄せ、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッド、アトレティコ・マドリードなどは、オファーこそ出していないが、コリンチャンスの選手について問い合わせをしている。また、昨夏にはチェルシーが2200万ドル(約31億3000万円)のオファーを出したが、拒否したと報じられていた。
そんな中、『ESPN』によると、PSGのスポーツ・ディレクターであるルイス・カンポス氏は、今月の初めにブラジルを訪れ、モスカルドを視察。そして今、クラブはこのMFと2000万ユーロ(約31億5000万円)で獲得することで合意したようだ。
モスカルドは近いうちにパリを訪れ、クラブと5年契約を結ぶ予定だと伝えている。


