Luis-Enrique(C)GettyImages

PSGでの7年間に終止符…エンバペ退団に指揮官エンリケは理解を示す「クラブのレジェンド。彼はこのクラブにすべてを捧げてきた」

パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督は、クラブ歴代最多得点記録保持者であるキリアン・エンバペが、PSGでの7年間の選手生活に終止符を打つ決断を下したことに理解を示した。『ESPN』が伝えた。

今季で契約が切れるムバッペは、数ヶ月に及ぶ将来についての憶測の後、金曜日に退団を発表。この発表により、レアル・マドリーは世界最高の選手の一人として広く認められているエンバペに対する長年にわたる獲得論争に終止符を打つことに近づいたとされている。

この発表を受けてエンリケ監督は、記者会見で「エンパぺについては、サッカー選手として、人間として、素晴らしいということしか言えない」と語り、エンバペをチームに迎えられたことを誇りに思うと同時に、今回の決断に対する理解を示した。

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「彼の決断は理解できる。彼は7年間ここにいて、クラブのレジェンドだ。彼はこのクラブにすべてを捧げてきたし、このクラブも彼にすべてを捧げてきた。彼の未来に幸多かれと祈る。私は彼がこのチームにいることを誇りに思っている。彼は私たちを助け、リーダーであり、笑顔でそうしてきた」

また、エンリケ監督は、PSGの全コンペティションで255ゴールを記録し、6つのリーグ・アン・タイトルを獲得したエンバペを失ってもクラブの状況が変わるわけではないと明かした。

「これらのことはずっと前からわかっていたことだ。昨日、公になっただけでね。だから、私たちの全般的な見通しという点では何も変わらない。何もかも変わらない。ここにいる選手、いない選手に関係なく、私の目標は来シーズン、より強くなることだ」

「PSGはこれからも素晴らしいチームであり続けるし、さらに良くなっていくだろう。強いメンタリティーを持った選手やクラブに共感してくれる選手を獲得する......それが人生というものだ」と付け加え、さらなる発展を願っていることを口にしている。

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