リーグ・アンのトゥールーズに所属するFWオナイウ阿道は、直近2試合に先発出場。昇格後ベンチスタートが続いていただけに手応えを掴んだ様子をうかがわせつつ、「ストライカーとしてゴールに固執する」必要性を強調した。
現在27歳のオナイウは、2021年夏に横浜F・マリノスから当時リーグ・ドゥ(フランス2部)のトゥールーズへ移籍。初シーズンはリーグ戦38試合(先発出場は27試合)すべてに出場し10ゴールをマークするなど1部昇格に貢献したが、今季は年末の第16節、1-6で大敗を喫したマルセイユ戦まで13試合に出場するもすべてベンチスタートに。しかしフィリップ・モンタニエ監督は、今年に入ってから第17節アジャクシオ戦(2-0)、第18節オセール戦(5-0)と連勝した2試合でオナイウを先発起用していた。
そんなオナイウだが、15日に行われるブレスト戦を前に記者会見に出席し、通訳を介して現地取材陣の質問に対応。ここ2試合の先発出場について「やっぱり試合に出ることは自信を得ることにもつながりますし……」と切り出しつつ、「でもやっぱり自分自身まだゴールがないので、そこに関しては反省しなければいけないし、ゴールが生まれることによってより自信も生まれるのかなと思います」と得点を決めていないことに触れると、「アグレッシブさとか、もっとストライカーとして点を取るというところに固執しても良いシーンもあると思うので。そういうところでフォワードらしさを出していきたいなと思います」と続けた。
またオナイウは、控えメンバーとしての日々についても言及。「もちろん難しい時期はありました。自分の中でもコンディションだったりメンタルだったり、難しい部分はありましたけど、チームのために戦うというのは変わらずやってきたので、それをどういう状況でもやらなければいけないというのは、今までの自分のキャリアでもずっとやって来たことなので」と話すと、「でもそれがあったからこそ、今こうやって試合に出れていると思うので、ここでまたチャンスをものにして結果を残したいなと思っています」と意気込みを語った。
■ワールドカップについても言及
カタール・ワールドカップ(W杯)に臨んだ日本代表のメンバーに選ばれなかったことについても問われたオナイウ。フル代表で3キャップを記録するFWは、「それはやっぱりちゃんとプレーしてアピールできなかったので、自分の責任です。でも日本代表としてはグループステージを突破して、いい試合をしてたのじゃないかなと思います。でもその分、もちろん自分がそこにいれなかったという悔しさというのもあります」と胸中を明かした。
オナイウはまた、チームとしての今季の目標は「もちろん絶対にリーグ・アンに残ってより上の順位でいれることが一番いいと思います」と強調。続けて「個人として代表というところも、ゴールだったり自分のパフォーマンス次第でまた関われるところだと思うし、ゴールというのは、まずは1点取ってそこが自分の新しいスタートになればいいかなと思います。数字(目標得点数)というよりは、まずは自分が次の試合で点を取るというのにフォーカスしたいなと思っています」と話している。
なおリーグ戦4連敗と低調だったトゥールーズは、オナイウが先発した直近の2試合で今季初めての連勝。12位に位置している。同選手はこの先もスタメンに名を連ねるのだろうか。
