リーグ・アンのストラスブールは、GK川島永嗣へ契約延長をオファーするようだ。地元紙『Dernieres Nouvelles d’Alsace』が伝えた。
第3GKとしてシーズンに入った川島は、正守護神のマッツ・セルスや2番手のビングル・カマラの負傷離脱などにより、リーグ戦24試合に出場。ストラスブールが今季勝利を収めた11試合中8試合は自身がゴールマウスを守り、入れ替えプレーオフの18位に後退する危機の中で迎えた23日の最終節ロリアン戦(1-1)にもフル出場するなど、チームの1部残留に貢献した。
そして、クラブは今季限りで現行契約が満了となる38歳のGKと、契約の延長を望んでいるようだ。『Dernieres Nouvelles d’Alsace』によると、同じく契約切れとなる33歳のMFディミトリ・リエナールと川島に対し、それぞれ「今後数日内」に22年夏までの契約を提示するという。複数年の延長を望むリエナールとの交渉が難航する可能性が指摘される一方で、川島とはスムーズに合意に至るだろうと予想している。
セルスらの離脱により出場機会を得たとはいえ、8回のクリーンシート、失点数も「31」と残留争いが続いた中で安定感を示した川島。ストラスブールとしてはそんな頼れるベテランを残しておきたいようだ。
