ブラジルの代理人であるアンドレ・キュリー氏は、ネイマールがパリ・サンジェルマン(PSG)にとって”プライスレス”な存在であり、彼がPSGにいることで他のビッグネームとの契約を後押ししていると主張した。『AS』が伝えた。
キュリー氏は、ロナウジーニョやネイマールのバルセロナへの移籍など、ヨーロッパサッカー界のビッグネームの移籍に関わってきた代理人。最近では、同じくブラジル人である18歳のヴィトール・ロケを、ブラジルのパラナエンセからバルセロナへと移籍させた人物である。
そんなキュリー氏は『AS』の取材に対し、2017年にネイマールがPSGに移籍した後、リオネル・メッシやキリアン・エンバペ、アンヘル・ディ・マリアといったビッグネームがPSGに加入した一連の流れは、ネイマールの加入が最高の出来事だったと主張。また、ネイマールとエンバペの移籍は、1億ユーロを超える移籍の中で数少ない成功例だと見解を口にしている。
「ネイマールがPSGに与えたものは、すべてプライスレスだ。そして、彼はクラブ史上最も安い選手だと思う。彼がマーケティングでPSGに与えたものがどれほどのものか。世界中どこへ行っても、PSGのシャツを着た少年を見ることができるんだ。そして、彼の後にメッシやエンバペ、ディ・マリアのような選手たちがやってきた。
ネイマールとエンバペを除けば、1億ユーロ以上の移籍で上手くいってる選手はほとんどいないだろう。大金を払っても、そのほとんどがうまくいってないはずだ。バルセロナは(ウスマン・)デンベレや(アントワーヌ・)グリーズマン、(フィリペ・)コウチーニョ。レアル・マドリーでは、(エデン・)アザールと(ギャレス・)ベイル。アトレティコ・マドリーやチェルシーも大金を払って獲得した選手がいるが、結局うまくいってないだろう」


