パリ・サンジェルマン(PSG)のキリアン・エンバペは、カタールのアル・アラビへの移籍が決まったマルコ・ヴェッラッティに感動的な別れのメッセージを綴った。
ヴェッラッティは2012年にペスカーラからPSGに加入。11シーズンをフランスで過ごし、ナセル・アル=ケライフィ会長が就任して急成長が始まったクラブを当初から支え、公式戦416試合に出場して9度のリーグ・アン制覇を成し遂げるなど、長年にわたって中心選手として活躍した。
しかし、ルイス・エンリケ監督が就任した今季は開幕前から構想外に。そして13日に退団が決定し、3年契約でアル・アラビに完全移籍することが発表された。
そんなヴェッラッティに対し、PSGで6シーズンにわたり共にプレーしたエンバペが自身のSNSにメッセージを綴っている。
「人としても選手としても並外れていた。この数年間、君のそばにいられたことは、この上ない喜びだった。ここで過ごした時間は、決して忘れ去られることはないし、見過ごされることもないだろう。僕がこれまで見てきた中で最高の選手の一人だ。ありがとう、友よ。寂しくなるよ」


