パリ・サンジェルマン(PSG)のキリアン・エンバペは、レアル・マドリーとの特別条項を含む2026年までの新契約にサインするようだ。『Tuttomercatoweb』が伝えた。
PSGとの現行契約が2024年夏までとなっているエンバペは今夏、選手側から行使することのできる1年間の延長オプションを使用せず、フリーで退団する可能性が伝えられてきた。また、今夏にはアル・ヒラルからの移籍金2億5800万ポンドのオファーを拒否したと報じられ、来夏にレアル・マドリーへとフリー移籍する意思を示しているとされている。
そんな中、今回の報道によれば、エンバペはPSGとの契約を2026年まで延長する方向で進んでおり、来年にフリー移籍で退団するというこれまでのスタンスからの転換を示唆しているという。加えて、PSGのスポーツ・ディレクターであるルイス・カンポスによって進められた契約延長の内容には、来夏の契約解除条項が盛り込まれているようだ。
当初はクラブとの不和からトップチームから外されたエンバペだが、今ではPSGと和解し、リーグ・アンデ2試合に出場して3ゴールを記録。気持ちを切り替え、PSGでハイパフォーマンスを見せることになるだろうか。
