フランス代表FWキリアン・エンバペは、パリ・サンジェルマン（PSG）からのレアル・マドリーへの移籍を保証する新契約を拒否したようだ。
現在、PSGの中でも看板選手としての役割を担っているエンバペ。しかし現行契約は2024年夏までとなっており、1年間の延長オプションを行使しないことを宣言するなど、今夏の去就が注目を集めている。
エンバペの将来をめぐる憶測は加熱する一方だが、8月1日のロイヤリティ・ボーナスの期限を過ぎたことで、エンバペは移籍に前向きになっていると伝えられている。そんな中『Sky Sports』のチーフ記者であるカヴェ・ソルへコル氏によると、PSGは来夏のレアル・マドリー移籍を保証する新契約をオファーした模様。しかし、エンバペ側はその申し出を断ったようだ。
また同氏は、エンバペがPSGとの契約延長を拒否した背景には、フリーエージェントとして選択肢を模索する考えがあると指摘。さらに、エンバペは契約オファーを断ったことや移籍報道について公に話すことを一切拒否しているという。
現在、チェルシーをはじめとするクラブが期限日前にエンバペを獲得する方法を模索しているとも噂されている。移籍騒動は後を経たないが、今後どうなるのか関心が集まっている。
