パラグアイのレジェンドであるホセ・ルイス・チラベルト氏は、パリ・サンジェルマン(PSG)のキリアン・エンバペが南米でプレーした場合、成果を出すのに苦労するだろうと主張した。
PSGのエンバペは、2017年8月に加入して以降、176試合148ゴールという驚異的な成績を叩き出し、ここ5、6年において地球上で最も素晴らしい選手の一人であると称賛されている。
ただ、そんなエンバペに納得していないのがチラベルト氏だ。GKの中で歴代2位となる52ゴールを奪ったほどの得点力を誇り、フランスのストラスブールでも2年間プレーしたことがあるパラグアイのレジェンドは、エンバペが南米に移籍したら苦労するだろうとラジオ番組『Futbol de los grandes』の取材に対して語った。
「ラパスやキトの高地で走る姿や、ブラジルのアウェイでプレーする姿も見てみたいものだよ。ここでは、彼は平均的な選手かつ予測可能な選手だ。彼はスピードで明らかに優位に立っているが、ディフェンダーが彼の襟をつかめば、我々は彼を冷静にコントロールできる」
欧州と南米のサッカーの違いがある中で、エンバペは南米で「平均的選手」と称したチラベルト氏。もしエンバペが南米でプレーする世界線があるとすれば、どんなパフォーマンスを残すのか気になるところだ。


