パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が、チームのエースであるFWキリアン・エンバペとの確執を否定した。
今季もエースとしてチームを牽引し、公式戦22試合で21ゴールと圧巻の活躍を続けるエンバペ。しかし依然としてレアル・マドリーへの移籍報道が絶えず、また契約が今季限りで満了となるも、延長に向けた動きは確認されておらず、去就が不透明な状況が続いている。
そんなエンバペだが、フランス『レキップ』の報道によると、チャンピオンズリーグ・グループステージ最終節のドルトムント戦(1-1)を含め、チームの最近の不本意な結果や保守的な戦術に不満を抱いているという。さらにルイス・エンリケ監督との確執まで伝えられていた。
しかし、指揮官は会見で報道を真っ向否定。エンバペとの関係に問題はないと明かした。
「いつもと同じ、完璧と言っていい。なぜこんな質問をされ続けるのかわからない。私はほとんどの選手と近い関係にあるし、キリアンとは最初の頃から親しいよ。彼は冗談を言って、いつも笑顔だ。彼とは親密な関係にあるよ。カップルではないが、ほとんどカップルみたいだ(笑)」
また、エンバペがPSGと契約を延長することを望んでいるとも語っている。
「キリアンはとても若い。彼が個人としても集団としても、大きな成功を収めることを願っている。それがここPSGで実現することを願っているし、私たちは彼を助けることができる。彼のような選手がチームにいることは素晴らしいことだ。彼の数字はそれほどのものだし、どの監督にあたっても結果を出してきたんだ」


