トッテナムのGKウーゴ・ロリスは、今夏に故郷であるニースに移籍する可能性があるようだ。
現在36歳のロリスは、フランスのニース出身。1997年からニースのアカデミーに加わり、2005年にトップチームデビューを飾った。そこからステップアップを遂げたロリスは、リヨンを経て2012年からトッテナムに加入。守護神としてリーグ戦353試合に出場し、フランス代表では2018年にキャプテンとして6試合に出場してロシア・ワールドカップの優勝に貢献した。
そんなロリスはトッテナムとの契約を1年残しているものの、複数の報道では夏の移籍市場で退団が許される可能性があるとされており、行き先の候補としてサウジアラビアや古巣のニースが挙がっている。
ロリスは今回、ラジオ局の『BFM Nice Cote d’Azur』の取材に対応。「ご存知のように、僕はニースの街にとても愛着があるんだ」と語り、今の思いを口にした。
「具体的なことは語れないよ。クラブはまずシーズンを終えなければならないし、カスパー・シュマイケルという仲の良い選手も含め、質の高いGKが2人いるんだ。このような話題について話すことが難しいのは、ご理解いただければと思うよ」
ただ、最後にロリスは「運命に任せよう」と発言。移籍の行方は運命が決めると語ったことで、今夏の動向が注目される。


