ホッフェンハイムやライプツィヒ、バイエルン・ミュンヘンなどを率いたユリアン・ナーゲルスマン氏は、パリ・サンジェルマン(PSG)の監督就任に向けて交渉を進めているようだ。『レキップ』が伝えた。
昨夏、2年契約で就任したクリストフ・ガルティエ監督の下、新たなシーズンに臨んだPSGだったが、目標としていたチャンピオンズリーグでは早期敗退を強いられ、他のカップ戦も制すことができないまま、最終的にリーグ・アンしかタイトルを獲得することができなかった。そのため、ガルティエ監督は残留を希望しているものの、クラブ首脳陣はすでに解任を決断したと伝えられている。
そこで次なる指揮官候補として浮上しているのがナーゲルスマン氏だ。今年の3月にバイエルンを解任となり、フリーとなっている指揮官に対して現在チームは交渉段階に進んでいる模様。また、『Foot Mercato』は、ナーゲルスマン氏が監督の最有力候補であり、アシスタントコーチにはベルギー代表のアシスタントコーチを務めた経験のあるティエリ・アンリ氏が就任する可能性があると伝えた。
アンリ氏は現役時代にフランス代表としてプレーし、指導者になってからはベルギー代表でロベルト・マルティネス監督の下でコーチを務めた実績もある。フランスの地を熟知する男がナーゲルスマン氏の下につくとなれば、選手との関係も良好になる可能性が高い。両者がPSGのスタッフに就任するのか注目だ。
