Philippe-Clement(C)GettyImages

南野所属のモナコが監督解任を発表…今季は6位フィニッシュで欧州カップ戦出場権逃す

日本代表MF南野拓実の所属するASモナコは4日、フィリップ・クレマン監督を解任することを発表した。

現在49歳のクレマン監督は、現役時代ヘンクやクラブ・ブルッヘ、コヴェントリー・シティで活躍し、ベルギー代表としても38試合の出場を果たした。指導者になってからはワースラント=ベフェレンで正式に監督業をスタートさせると、ヘンク、クラブ・ブルッヘを率い、2022年1月3日からニコ・コバチ監督の後を継ぎ、モナコの監督に就任した。

だが、2021-22シーズンこそリーグ3位で終えることができたが、今シーズンは長い時間上位を狙える位置にいたものの、最終的には6位でフィニッシュ。近年は若手選手を積極的に起用し、新たな選手たちが台頭する好循環を作ったが、チームの想像する順位を下回ったことで指揮官交代に踏み切った。

スポーツ・ディレクターのポール・ミッチェルは、公式サイトで「フィリップは全力を尽くし、常にプロフェッショナルな姿勢で行動してきただけに、今回の決断は難しかった。クラブを代表して、彼のすべての努力に感謝したい」と感謝の意を述べている。

また、モナコは来シーズンのチームを率いる監督については考える時間を与えるとしているが、フランス『レキップ』によると、レッドブル・ザルツブルクのマティアス・ヤイスレ監督やRBライプツィヒやリーズなどで監督を務めたジェシー・マーシュ氏の名前が挙がっていると伝えている。来季の指揮官が誰になるか、今後の動向に注目したい。

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