マンチェスター・ユナイテッドのラファエル・ヴァランが、かつての所属クラブであるRCランスへの復帰に前向きなようだ。『レキップ』が伝えた。
マンチェスター・Uで3シーズン目を迎えているヴァランだが、今季はエリック・テン・ハーグ監督によってジョニー・エヴァンズとハリー・マグワイアがCBのポジションで優先されるようになったことで出場時間を減らすことに。プレミアリーグ第17節のリヴァプール戦では起用されたものの、前節のウェストハム戦は体調不良のため欠場するなど、苦しい戦いが続いている。
そういった状況もあり、ヴァランはマンチェスター・Uからの退団に前向きとされており、レアル・マドリーが契約レースから撤退した後、現在はRCランスが移籍先の候補の一つとなっているようだ。『レキップ』はヴァランが以前、マンチェスター・U、レアル・マドリーと並んで、RCランスが引退を思い描くクラブであると語っていたことを紹介した。
「マドリーかマンチェスター、ランスでキャリアを終えるつもりだ。それ以外のクラブに移籍することはない。でも、マドリーは複雑な感じがする。選手は普通、あそこには戻らない。今日、最も可能性が高いのは、マンチェスターかランスのどちらかで(キャリアを)終えるということだ」
一方、RCランスのフランク・ハイゼ監督は、契約上の問題が状況を複雑にしていることを認めながらも、クラブはヴァランの復帰に前向きであると明かしている。
「ヴァランが復帰を望むなら、我々は両手を広げて歓迎する。しかし、契約についてはまた別の問題だ。(例えば)バイエルンにとっても彼の給料を支払うのは複雑だろうし、もしそれが彼らのためだとしたら……。でも、もしかしたら彼は戻ってきたいと思っているかもしれないし、それは誰にもわからないよ」
ヴァランは退団を選択する場合、古巣への復帰を選ぶのだろうか。




